鶴岡を往復する黄色のボディに赤い夕陽の高速バス
山形県の鶴岡は庄内藩の城下町として栄え、庄内盆地で収穫される米や特産のだだ茶豆などが有名です。
また、月山、羽黒山、湯殿山の出羽三山は、山岳信仰や修験道の地として多くの参拝客が訪れています。
首都圏と繋ぐ移動手段の一つに高速バスがあり、鉄道の場合は、上越新幹線と羽越本線を乗り継ぎ、新潟での乗り換えと待ち合わせ時間が必要で、所要時間は約4時間かかり、運賃は片道13,000円ほどです。
乗り換えの必要がない直通の高速バス夕陽号は、渋谷駅と新宿駅から発車して鶴岡を往復しています。
地元鶴岡の庄内交通が東京のバス会社との共同で運行し、車体には黄色のボディに日本海に沈む赤い夕陽をイメージしたデザインが描かれ、旅情を一層誘います。
渋谷を夜22時30分に出発して途中池袋駅と大宮駅にも停車しますが、池袋西口に新しく高速バス待合所がオープンし、女性専用スペースや電源コンセント、自動販売機やコインロッカーが設置され、乗車前の時間をくつろいで待つことができると好評です。
女性専用スペースにはパウダーブースが併設してあり、化粧直しなども気兼ねなくできます。
新宿発21時50分発のバスは東京駅の丸の内北口オアゾ前と秋葉原駅、上野駅に停車します。
座席は独立した3列リクライニングシートで、個席カーテンを設置してあるので、快適なプライベート空間を確保できますし、読書灯やひざ掛け、スリッパ、お茶のセルフサービスやおしぼりなどのサービスに加え、乗車の際にはナチュラル・ミネラルウォーターのプレゼントまであります。
運賃は7,540円で、どちらの路線にも往復割引があり、女性一人でも安心な女性優先シートが用意されています。
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