ジンバブエ旅行におすすめの世界遺産
世界には様々な国や地域がありますが、日本から旅行で訪れるのはアメリカを始め、中国や台湾などのアジアやイギリスやフランスなどのヨーロッパが多いとされています。
ほとんどの日本人にとって、なじみが薄い地域として挙げられるのがアフリカです。
アフリカは新興国も多く、観光スポットは少ないと思われがちですが、古代遺跡を始めとした見どころが沢山存在しています。
例えば「ジンバブエ共和国」にも世界遺産があります。
ジンバブエはアフリカ南部に位置する内陸国で、モザンビークやザンビア、ボツワナ、南アフリカ共和国と隣接しています。
国名は現地のショナ語で「石の館」を意味し、これは国内の遺跡に由来しています。
かつてはイギリス領で南ローデシアと呼ばれていました。
国内にはユネスコ認定の世界遺産があり、文化遺産が3件、自然遺産が1件存在します。
最も著名な遺跡で国名の由来にもなった国史跡「グレート・ジンバブエ遺跡」は古代から存在し、13世紀から14世紀にかけて発展したグレート・ジンバブエ王国の遺跡です。
サビ川の上流に位置し、広大な土地に石でできた巨大な遺構が残っています。
この遺跡からは中国製の陶器も発見され、当時の交易範囲の広さが伺えます。
15世紀に入るとグレート・ジンバブエは放棄され、ザンベジ川周辺のモノモタパ王国、カミ遺跡として残っているトルワ王国へと発展していったとみられます。
このような歴史を知るのにふさわしい考古学的価値の高い遺跡です。
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