高速道路を利用して走る高速バスは、他の交通機関を使う移動よりも乗車運賃が安く利用しやすい乗り物です。
目的地によって長距離となる場合は移動時間もそれだけ掛かってしまうものの、乗り換えの必要がありませんし、目的地へと直接向かってくれるため乗り過ごす心配もありません。
また、夜の時間帯に走るバスでは寝ている間に移動ができるので、有効に時間が使えるなどの点もメリットに挙げられます。
このような高速道路利用のバスは昼・夜問わず各地で走行していますが、緑が豊かで杜の都とも呼ばれる仙台と、国内・国際線が設けられている成田空港を結ぶバスを紹介します。
宮城交通・成田空港交通の共同運行となっているのは、「ポーラスター号」という愛称で親しまれているバスです。
空港へ向かう場合は仙台駅東口が始点で、反対に仙台行きですと成田空港第二旅客ターミナルから出ます。
どちらから出発するのも1日1往復の夜行便で、所要時間約8時間です。
車内は3列独立シートを採用していますから隣の席とはぴったり付いておらず、到着まで伸び伸びと過ごせてとても快適ですし、トイレが設けられたバスでもある為、トイレ休憩時以外にいつでも行ける安心感もあります。
料金は片道大人が7,700円、往復なら12,340円で、子供料金はそれぞれの価格の半額になります。
この区間の高速バスは現在は「ポーラスター号」だけですが、コンビニやネットで簡単に予約ができるので気軽に利用できます。